H28.1.31（日）日高町小浦円行寺にて平成２7年度後期研修会が開催されました。

組内門徒総代・住職約30名が参加し、「護持に関する悩み」について意見交換がなされました。

寺院護持に関して、過疎・高齢化が組内各寺院に共通する問題であり、門徒戸数が減少傾向にあるなか、護持費の確保や本山・教区への負担金を集めることが限界に近づいている。

法要経費の縮小や布教使をお迎えする余裕がないなど切実な意見が各寺院から報告された。

一方、若者の寺院離れや寺院への関心を引くための対策として、総代・世話人による参拝の積極的な呼びかけや、役員・世話人などを対象とした研修会の開催、さらには「大人の寺子屋」と称して若者や壮年を対象にした連続研修会を開催し、門徒主体で仏教壮年会組織づくりを検討するなど、前向きに活動している寺院も見受けられた。

田端総代長からは、総代自らが逮夜参りや法要の勧奨など率先してご門徒に訴えてゆくことや、葬儀などで因習にとらわれず浄土真宗の儀式を行うことなどの重要性を参加者に呼びかけました。